御幣は使われ方がいくつかあります
御霊として弊としてその他いろいろ
御幣は使う場所が多岐に渡りますので、このように使う、という決定的な言い方はできません。
さらに、紙で弊を作ることになりますが、これは自作される人がとても多いので、既製品の弊を差すことより和紙などを使って自分好みの弊の製作をされてみてはいかがでしょうか。
最初は半紙などで何度も試行錯誤を繰り返して、角度、長さなどの好みを次第に出していきます。
上級者になると、弊をどのように作ったのだろうか?と作図を欲しくなるぐらい立派な弊をこしらえる人たちもいますが、まずは失敗の繰り返しから手順をふんでみると上達します。
ところで、御幣を一本だけ置くこともあれば、何本か置くこともあります。
これは主に神棚の近くに置く場合が多いのではないでしょうか。
つまり、御霊とは違う使い方です。
祖霊舎、神徒壇、神道祭壇、御霊舎でも御幣は使います、こちらの場合には御霊・霊璽と言われる使い方になります。
御霊・霊璽としてはいくつかの種類に分かれています。
錦覆付 檜角型 操出型 御剣型御幣付 御剣型 御幣となっています。
弊を差して使うには御剣型御幣付と御幣になります。
正面からみると骨格としてこうなりますが、ここに白い弊をどのように取り付けるのかで変わってきます。
今はネット検索で他の人たちが作った自慢の弊の画像が多くみることができますので、画像検索をしてみるといいでしょう。
さらに神社などでもそこ独自のものがありますので、参拝がてらの楽しみとして作品を拝観してみるといいかもしれません。
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