おまかせ工房 尾州桧と東濃桧の神棚の違いについて

神棚は素材の違いがわかりづらいので比較してみました

モノ選びのコツ

ネット通販が登場し始めて初めて神棚を購入してみた人たちはとても多いと思いますが、画像だけで手に触れることもできないので、なかなか造り方の違いなどがわからないことも感じていると思います。
今回は専門店に多い尾州桧(木曽桧)量販店に多い東濃桧の神棚を並べてみて、その違いについてわかっていただけたらと思います。

まず、尾州桧という言葉より木曽桧という言葉のほうが耳に入りやすいかと思いますが、木曽桧と尾州桧は同じです、ただ、樹齢300年以上のものを尾州桧250年前後のものを木曽桧と区分けすることが業者の中ではありますので仕事がらみで木材を扱う場合には尾州桧と木曽桧は分けて考えます。
東濃桧は若い桧なので樹齢70年前後のものを伐採して使います。

桧を身近なホームセンターで買う場合には木曽桧、尾州桧の素材はまずありませんので、ほとんどが東濃桧の板目になると思います。
東濃桧は早い伐採のため柾目が出にくいので東濃桧の柾目はないと考えていいと思います。
柾目の板は事前に切り出してしまうと転用ができづらいので、ほぼ製材所で指定をして業者が買い付ける方法で入手をしていくとても高価な素材になります。

神棚を比較してわかりやすく素材の違いを伝えられたらと思いますので、2台の大きさが近い神棚を下記に掲載してあります。
尚、価格の違いとしては3倍ぐらい違いますので、尾州桧3万円ならば東濃桧1万円ぐらいの価格差が生じることが一般的です。

神棚としての目的、用途などは全くかわりませんので、予算や求めやすいところで選ばれるといいと思います、まずはその前段階の説明が今回の趣旨になります。

おまかせ工房の商品はこちらで購入できます(SHOP)

おまかせ工房 尾州桧の神棚
神棚の扉の部分は幅広の素材を使うこともあり、その顔の良し悪しが出やすい部分です。
上と下を比べるだけでその素材の違いがわかるのではないでしょうか。
上の神棚は柾目を使い、下の神棚は板目を使っています。
扉、柱など細かい部分でも同様のことが言えます。

まず、上の尾州桧の神棚ですが扉の対称性、幕板の対称性、高欄、千木、袖などの素材の統一性がありますので、綺麗な顔の状態ということが印象としても伝わるのではないでしょうか。

次に、下の東濃桧の神棚では扉部分は左右で使うので板目では木目が荒いこともあり、左右対称の扉で作ることはできません、また、左右にある「袖」と言われる破風部分でも左右全く違う模様になってしまう、屋根についても幕板部分についても千木についても同様です。
量産向けの神棚です、このように作らないと価格面でも製造個数の面でも作れません。
もし、この神棚の横に東濃桧の一社の神棚を置きたいとき、それは全く木目の違う神棚がくることになります。

おまかせ工房 東濃桧の神棚
おまかせ工房の商品はこちらで購入できます(SHOP)

屋根違い、通し屋根、箱宮など全てにおいてこのようなことが言えます。
同じような形、同じような大きさのものがたくさん出回っているますので、そのときの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

なんでもかんでも高いものを選んでみたり、ともかくコスト重視というモノ選びの方法など人それぞれですが、いくつもいろいろなものを見てから選んでみるとご自身にぴったりなものと出会えると思います。

尚、最後に一言、、、やはり尾州桧の神棚のほうを薦めます。

天然木の尾州桧・・・尾州藩(尾張)の時代からある直轄地での素材。
同じ植林でも300年超えのものは天然木となります。

 

広告