根本からハサミでチョキンと切るだけです
畳表や上敷きなどい草製品でい草が画像のようにぴょこんと飛び出てしまったりすることがありますが、そのときには根本からハサミでチョキンと切ってください。
新しいい草のときにはよくあることなので、使用しているとそうなることもありますし、運搬中などでもい草同士が摺り合い切れることもあります。
しばらく敷いていれば踏まれてい草も潰れて固くなっていくので次第に出てこなくなります。
また、敷物の中を通してある経糸と擦れて切れることもあります。
新しいい草を使った畳や上敷きはい草自体が潰れていないのでとても柔らかい状態なんです。
引目織りなど固く織り上げてあるい草であっても、それは密が高いということで上から踏まれて固くなったわけではないのでまだまだ柔らかい。
い草はしばらく使用していく過程でじわじわと馴染んでいきますので、このようない草が飛び出てしまったときには、気にせず、余分な部分を切り落とすだけでいいんだということを知っておいてもいいでしょう。